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お知らせ

クリーム状洗浄料の処方技術開発に伴う「洗浄用組成物」に関する特許取得のお知らせ

技術・研究開発

2021/07/14

ちふれホールディングス株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:片岡 方和)は、泡質に課題のあるアミノ酸系洗浄成分を主成分としながらも、泡質、洗浄力、使用性が良好で、経時安定性に優れるクリーム状洗浄料の処方技術を開発いたしました。その成果を「洗浄用組成物」として特許出願しておりましたが、この度、特許を取得したことをご報告いたします。

<開発内容について>
洗顔料をはじめとする洗浄料には、健康で美しい肌を保つためにも、刺激が少なく、汚れを適切に洗浄できることが求められますが、起泡力、豊かな泡立ち等にみられる使い心地や、容器からの吐出のしやすさといった使いやすさも求められており、各々の課題を解決すべく技術研究が行われています。
従来、洗浄料に配合する洗浄成分としては、高い洗浄力と優れた泡質が期待できる高級脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩を主成分とした洗浄料が提供されておりましたが、皮膚に対する刺激が生じる事があるため、刺激を緩和させた処方開発を当社でも行ってまいりました。

上記以外に洗浄料の皮膚に対する刺激性を低減する方法としては、洗浄成分として、アミノ酸系洗浄成分を選択することが知られておりますが、アミノ酸系洗浄成分は刺激性が低い一方で、起泡力、泡の安定性、泡量が乏しく、更には泡のきめが粗いという問題がありました。そこで当社では、アミノ酸系洗浄成分を含む複数種の洗浄成分やポリマー成分を適切な配合量で組み合わせることにより、起泡力、泡の弾力、泡の安定性、泡のきめ、洗浄力、使用性が良好なクリーム状洗浄料の開発に取り組み、成功いたしました。

当社は本技術を活用した商品開発をはじめ、安全性、品質、顧客利益の高い化粧品の研究開発に一貫して取り組み、今後も新しい商品開発に取り組んでまいります。

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