• ホーム
  • お知らせ
  • スキンケア製品の処方技術開発に伴う「水中油型乳化化粧料」に関する特許取得のお知らせ

お知らせ

スキンケア製品の処方技術開発に伴う「水中油型乳化化粧料」に関する特許取得のお知らせ

技術・研究開発

2023/03/09


リリースPDFデータ[PDF0.54MB]


ちふれホールディングス株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:片岡 方和)は、ナイアシンアミド配合の化粧料について、機能性が得られる濃度の配合でも使用性が良好でかつ肌あたりのよい処方技術を開発いたしました。その成果を「水中油型乳化化粧料」として特許出願しておりましたが、この度特許を取得したことをご報告いたします。

<開発内容について>
ナイアシンアミドはビタミン類の一種であり、古くから広く医薬品やスキンケア製品に配合されていました。近年、シワ改善の効果が得られる配合量が確立され医薬部外品に配合できるようになった一方、機能性が得られる濃度を配合することで感じられる肌あたりの悪さや使用感のベタつきが問題とされていました。

ナイアシンアミドの肌あたりの悪さについては、水分を抱え込む力のある油分の配合と油分の増量が有効であることを見出しましたが、油分の増量は使用感のベタつきを助長し、製品の安定性も悪くなります。そこで、油性成分の組み合わせや油分と水分の総含有量をそれぞれ独自の配合量に調整し、界面活性剤をごく少量に抑えた乳化技術を組み合わせることで、ナイアシンアミドが機能性のある濃度でも肌あたりがよく、ベタつきのない良好な使用感をもつ乳化化粧料を得ることに成功しました。

当社はこのような独自技術を活用した商品をはじめ、安全性・品質・顧客利益の高い化粧品の開発に一貫して取り組み、今後も商品開発に取り組んでまいります。

リリースPDFデータ[PDF0.54MB]


GotoTop